【速報】小林製薬、紅麹問題で特損38億円 2024年12月期業績予想取り下げ
小林製薬は紅麹を使ったサプリメントをめぐる健康被害問題を受けて、2024年12月期の業績予想を取り下げると発表しました。1株あたりの年間配当予想は従来予想を据え置き、103円としています。 先ほど発表した24年1~3月期の決算は、売上高が前年同期比9.0%増の364億円、営業利益は0.6%減の50億円、純利益は72.9%減の9億7600万円でした。紅麹問題を受けた特別損失として38億6200万円を計上したことが響きました。 小林製薬はこれまで2024年12月期の業績予想について、売上高は7.0%増の1856億円、純利益は0.8%増の205億円としていました。業績予想の取り下げの理由について、「(紅麹問題の)影響について見極めることが非常に困難な状況となっている。業績予想の算定が可能となった段階で改めて公表する」としています。