忠誠心が半端ない! J2選手、同一クラブ在籍年数ランキング3位。2008年からずっと!? 東北が誇るバンディエラ
国内外の移籍市場が活発になった現代サッカー。しかしその中でもワンクラブマンとしてクラブに忠誠を誓う選手がいる。今回はデータサイト『transfermarkt』から現役Jリーグ選手の同一クラブ在籍年数ランキングを紹介する。※現所属クラブでの在籍期間を扱う。在籍年数、成績は3月2日時点
3位:山田拓巳 生年月日:1989年11月25日 所属クラブ:モンテディオ山形 在籍年数:16年30日 3位にはモンテディオ山形のDF山田拓巳がランクインした。中盤の選手として市立船橋高校のインターハイ優勝の一員となった山田拓巳は、2008年に鳴り物入りでモンテディオ山形に加入した。以来、一度も山形を離れずプレーしている生粋のバンディエラである。 クラブ加入当初はリーグ戦での出場機会が得られず、カップ戦中心の出場となった。しかし、プロ6年目となる2013年になると右SBのレギュラーを確保し、リーグ戦33試合の出場で5アシストをマークした。翌年も33試合に出場し山形のJ1昇格に貢献している。 再びJ2に降格した2016年シーズンから、山田はさまざまなポジションで起用されていくことになる。本来のポジションである右SBに加え、右MF、左SBの位置でプレーし38試合3ゴール4アシストを記録した。翌年からは左MFの位置でも起用されるようになり、いずれのポジションでも豊富なスタミナと献身的なプレーでサイド攻撃を活性化させていった。 これまでのチームへの貢献を評価され、山田は2018年からチームキャプテンを任されている。昨季5位と、J1まであと一歩だった山形。その主将として、2015年以来のJ1復帰へかける思いは人一倍だろう。
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