【バドミントン トマス杯&ユーバー杯】男子はインドネシア、インドが激戦区を制して準々決勝進出を決める!
4月29日に世界一の国・地域を決める世界国別対抗戦・BWFトマス杯&ユーバー杯2024(中国・成都)3日目が行なわれた。日本はトマス杯を戦う男子が予選リーグでドイツと対戦し、5-0で快勝。ユーバー杯に臨む日本女子も、香港に5-0で勝利を収めている。日本は男女ともグループリーグで2連勝。他チームの勝敗により、最終戦を残して決勝トーナメントの準々決勝進出を決めている。 トマス杯は、強豪国のインドネシア、タイ、インドが集うグループCの第2 戦が行なわれ、インドネシアとインドが勝利をつかんだ。 前々回(2021年)の優勝国でもあるインドネシアは、タイと対戦。初戦でインドに敗れているタイにとっては、なんとか白星をつかみたい勝負。第1シングルスはインドネシアのアンソニー・S・ギンティンが白星をつかんだものの、第1ダブルスはタイのピーラッチャイ/パッカポンが、世界ランク上位のアルディアント/アルフィアンにファイナル勝負の末に勝利。チームのスコアを1-1に戻した。 第2シングルスも、今年の全英オープン優勝のジョナタン・クリスティに対して、サラン・ジャムスリがファイナル勝負に持ち込んでみせたが、勝利には届かず。逆転ムードがあったタイだが、この後の第2ダブルス、第3シングルスはインドネシアが制し、注目の一戦はインドネシアが4-1で勝利し、準々決勝進出を確定させた。また、イングランドと対戦したインドは5-0で快勝し、グループCは最終戦をまたずして、インドネシアとインドが準々決勝への切符を手にしている。 女子のユーバー杯は、グループBの上位候補、タイと台湾がそれぞれ白星を奪取。リーグ2連勝を飾り、どちらも準々決勝進出が決まった。グループCは、日本のライバルであるインドネシアがウガンダを下し、2つ目の白星を獲得。香港を倒した日本とともに、予選リーグの突破が決まった。
文/バドミントン・マガジン編集部 写真/BADMINTONPHOTO