【震災から1か月】ネコを探し続ける夫婦 「安否がわかるまで心はずっと休まらない…」
桐本滉平さん: 「早く仕事復帰しないと、動物どころじゃなくて自分たちが生活するお金。いろいろな生活用品も燃えているので。僕らの貯金も、もう底をつく」 家も仕事も失い、差し迫っている生活の再建。残る1匹の飼い猫が見つかった時、桐本さんは、この活動にひとつの“区切り”をつけようと考えているそうです。
ペットとはぐれないために出来ること マイクロチップや「きずなカード」でいざというときに備えよう
2022年6月から装着が義務化されたペットを識別するためのマイクロチップ。1センチほどのサイズで肩の辺りに埋め込み装着します。チップの中に飼い主の情報が入っているので、どこかで保護されたときにすぐに飼い主が分かるようになっています。 現在、ペットショップの動物たちにはついていますが、それ以前から飼っている人は、装着していないかもしれません。名古屋市では、事前に申請して指定の動物病院で装着することで、約数千円の費用に対し補助1000円が受けられます。 さらに、 名古屋市が各区の保健センターや市役所で用意している「きずなカード」は、名前や特徴のほか、家族で撮った写真などが貼れたり、マイクロチップの番号や飼い犬登録をしたときの識別番号も書くことができ、離ればなれになったときに、飼い主はこれを頼りにペットを探せます。 “いざというとき”は、ある日突然訪れます。大切なペットと離れ離れにならないためにも、いまのうちに備えておきましょう。