ベニズワイ初競り9月10日に延期 射水の新湊漁港、暑さ対策で1週間遅く
新湊漁港(射水市八幡町)の今季のベニズワイガニの初競りは、例年より約1週間遅い9月10日に行われる。厳しい暑さで水揚げしたベニズワイガニの鮮度が落ちるのを防ぐための対応。同市が21日発表した。 富山湾のベニズワイガニの漁は9月1日に解禁される。新湊漁港では例年、同月2、3日のいずれかに初競りを行っていた。漁師や仲買業者が新鮮なベニズワイガニを提供するため、初競りを遅らせることを協議してきた。 県水産研究所によると、能登半島地震の海底地滑りの影響で、今年1~5月の富山湾のベニズワイガニの漁獲量は前年同期比26%減の107トンで過去最少だった。