NHK連続テレビ小説「おむすび」場面カット

　佐野勇斗が出演中のNHK連続テレビ小説「おむすび」の第15回が10月18日に放送された。 　本作は、“どんな困難も明るくたくましく乗り越える”をモットーとする平成時代のギャルが、人々の健康を支える栄養士となり、現代人が抱える問題を“食の知識とコミュ力”で解決しながら、目には見えない大切なもの(縁・人・時代)を次々とむすんでいく、“平成青春グラフィティ”。平成・令和の荒波を、たくましく突き進むヒロイン――。 　佐野勇斗が演じる四ツ木翔也は、栃木県出身で福岡西高校に野球留学中の高校球児。四ツ木という姓と眼鏡姿から、「福西のヨン様」と呼ばれている。糸島に練習場があり、結と時々出くわす。 　10月18日放送の第15回では、　結(橋本環奈)が自転車でいつも来ている海辺へ行くと、そこには翔也(佐野勇斗)がいて海を眺めていた。翔也は、前日母親が道に迷っていたところ、結が高校の寮まで連れてきたことについてお礼をしたく、待っていたのだった。 　お礼として翔也はリュックからイチゴのパックが入った袋を取り出し、結に渡す。その袋にはイチゴ以外に【野球ノート "夢" 頂点の舞台へ！】と表紙に書かれたノートが出てくる。そのノートの裏には【サクセスロードマップ～オレが通る道～】と書かれ、また13歳～17歳まで、それぞれの歳の目標が書かれていた。 　翔也は間違えてそのノートをイチゴの入った袋に入れており、慌ててノートを奪い取る。「12歳で優勝って書いてあったけど実現したと？」の結の質問に翔也は、「ここに書いた目標は全部クリアしてきた。じゃねえとメジャーリーグなんて行けねえべ」と、将来の夢はメジャーリーガーになることだと告白した。 　自分の夢を叶えるために必死に頑張る翔也に対し、結は「夢ってなきゃダメなんかな」と自分が農家を継いで平穏無事に生きたいと思っていて、翔也と違い大きな夢を持たないことに不安な顔を見せる。それを聞いた翔也は、農家を継ぐことが立派な夢だとは認めつつ、「平穏無事に生きるのが夢って、ちょっと寂しくねえが？」と伝える。 　結はそんな翔也に対して栃木弁を真似してからかうが、ふと寂しそうな顔で遠くを見つめる。翔也はそんな結の横顔を黙って見つめた。 【放送情報】 NHK連続テレビ小説『おむすび』 2024年9月30日スタート 月曜日～金曜日 朝8時～ 【キャスト&スタッフ】 出演：橋本環奈 佐野勇斗 麻生久美子 宮崎美子 北村有起哉 松平健 脚本：根本ノンジ 音楽：堤博明 主題歌 ：B’z「イルミネーション」 演出：野田雄介 小野見知