【箱根駅伝】無念の欠場を経て…青山学院大・若林宏樹を支えた言葉
■「万全の状態でスタートラインに」
11月の全日本大学駅伝で、若林選手は1年10ヶ月ぶりに駅伝に出場。万全な状態ではなかったものの「気持ちでなんとかしよう」と自身を奮い立たせ、上り坂では一気にペースを上げる走りも。1区ではトップと8秒差でタスキをつなぐ走りを見せました。 12月には第100回箱根駅伝のエントリーメンバーに選出。「山に関しては自信がある」とチームメートを前に意気込んだ若林選手。自身2度目の箱根駅伝へ「今年の箱根で体調を崩してから、何度も(美穂さんに)『今回は体調崩すなよ』と言われ続けた。万全の状態でスタートラインに立って走る。本当にこれだけですね」と話します。 美穂さんは、身近で支えてきた若林選手へ「山の神にちょっとなりきれなかったから若の神じゃないのかな。やっぱり山の神4代目・5代目とか命名してもらえるように頑張りましょう」とエール。若林選手も笑顔で「頑張ります」と答え、第100回大会での活躍を誓いました。