<ブルーピリオド>眞栄田郷敦主演で実写映画化 高橋文哉、板垣李光人、桜田ひよりも(コメント全文)
「月刊アフタヌーン」(講談社)で連載中の山口つばささんのマンガ「ブルーピリオド」が眞栄田郷敦さん主演で、映画「ブルーピリオド」として実写映画化され、8月9日に公開されることが明らかになった。高橋文哉さん、板垣李光人さん、桜田ひよりさんの出演も発表された。 【写真特集】舞台版の再現度もすごい!
「ブルーピリオド」は、「月刊アフタヌーン」で2017年から連載中。高校生・矢口八虎が美術大学を目指す姿を描く。「マンガ大賞2020」に選ばれたほか、テレビアニメ、舞台化もされて話題を集めた。
人望も厚く成績優秀だが、空気を読んで生きる日々に物足りなさを感じている主人公の矢口八虎を眞栄田さんが演じるほか、八虎が美術部に入るきっかけを作った人物で、自分の「好き」について葛藤する「ユカちゃん」こと鮎川龍二を高橋さん、八虎の最大のライバルで、驚異的な画力を持つ天才高校生の高橋世田介を板垣さん、八虎が苦難にぶち当たるたびに乗り越えるきっかけを与えてくれる存在で、美術部先輩の森まるを桜田さんが演じる。
八虎、龍二、世田介、森まるのキャラクタービジュアルも解禁。アクリル板越しに実際に絵の具を使って絵を描く様子を接写で撮影した写真を使用し、キャンバスに見立てたレイアウトにそれぞれのキャラクターカラーをデザイン、自分だけの色を見つける「挑戦の物語」という本作のテーマを表現。「情熱は、武器だ。」の力強いコピーと各キャストの真剣な眼差しが印象的なビジュアルに仕上げた。
◇眞栄田郷敦さんのコメント
楽しいけどなんか浅い毎日。地に足がついてないような、自分を俯瞰で見てるような。苦しい時間は遅く感じて、楽しい時間は早く感じる。八虎と共に歩んでるような感覚になれる映画だと思います。
「好きなことに人生の一番大きなウェイトを置く、これって普通のことじゃないでしょうか」という台詞の美しさ。その裏にある怖さやしんどさ、変わっていく自分や環境、それに伴う人間関係。そんなことを感じてもらいながら、今、自分の将来のことを考えてる人も、もう考えるのを辞めてしまった人も、自分の好きなことは何なのか、自分にとっての幸せは何なのか、改めて少し考えてみるきっかけになればうれしいです。そして、今もう既に戦ってる人は、この映画を見て少しでも希望を持ってもらって、これからも戦い続けてもらえればと思います。