“半沢直樹”の演者判明に視聴者沸騰、菊地凛子“昇仙峡”は「ムカつく!」と憤慨<花咲舞が黙ってない>
今田美桜が主演を務めるドラマ「花咲舞が黙ってない」(毎週土曜夜9:00-9:54、日本テレビ系/Huluにて配信)の第5話が5月11日に放送された。前回放送後の予告で明かされていた、原作者・池井戸潤がドラマ化もされた別の小説で生み出した人気キャラクター・半沢直樹の登場。誰が演じるのか“考察合戦”が繰り広げられてきた中、その答え合わせが大きな注目となった。(以下、ネタバレを含みます) 【写真】第5話では、相馬(山本耕史)の入浴シーンも! ■「花咲舞が黙ってない」を新キャストで放送 同ドラマは、銀行を舞台に不正を絶対に見て見ぬふりできない花咲舞が、弱い立場の人たちのために立ち上がる姿が痛快なエンターテインメント作品。2014年、2015年に杏が主演した、池井戸潤の小説「不祥事」が原作の前ドラマ後に出版された新作小説の物語を新たなキャストでつづる。 支店を回って小さな問題に対処する臨店班となった舞の上司でバディとなる相馬健を山本耕史、舞が務める東京第一銀行の経営企画部に所属するエリート中のエリートである昇仙峡玲子を菊地凛子、昇仙峡に銀行の不祥事を隠蔽する任務を命じる経営企画部長・紀本平八を要潤、舞の叔父で「酒肴処・花さき」店主の花咲健を上川隆也が演じる。 ■“半沢直樹”を演じる人物にSNS大反響 第5話冒頭、相馬がある旅館の露天風呂に入っているシーンで、相馬に声をかけた一人の男。その演者に視聴者が「えっ?」と驚きの声を上げるも、正体は明かされず、物語が始まった。 舞と相馬の今度の臨店先は、山あいの温泉地にある眠山支店。そこで知り合った老舗旅館・白鷺亭の社長から融資がなかなかおりないという相談を受けた。 そうした中、舞らは白鷺亭で極秘会談していた東京第一銀行と産業中央銀行の頭取たちを目撃。東京第一銀行側は紀本と昇仙峡、産業中央銀行側は相馬が露天風呂で会った男が同席していた。 その後、その男が産業中央銀行の経営企画部次長・半沢直樹(劇団ひとり)であることが分かった。 オープニングから劇団ひとりの登場にソワソワしていた視聴者。考察で名前が挙がっていた一人でもあったが、SNSでは「なんとなくそんな気はした」「まさかの」「そうきたか」「お前が半沢か!」「マジか」「イメージ違うかも」など、さまざまな意見が入り混じった。 ■昇仙峡が思わず「ムカつく」と叫んだ半沢直樹のキャラ 第5話からは物語としても転機となり、第二章が幕開け。舞らの東京第一銀行と、半沢のいる産業中央銀行の合併が決まったのだ。 白鷺亭の件は、舞らの説得で東京第一銀行眠山支店からの融資が決断されたが、半沢の暗躍により産業中央銀行の支店から融資を受けることに。舞は相馬から、銀行の合併によって支店の統廃合が行われるため、産業中央銀行の支店を存続させるために合併の話を事前に流していたのではないかと聞き、昇仙峡に「アンフェアだ」と訴えた。舞には眠山支店で出会ったパート従業員のことも気にかかっていたのだ。支店がなくなれば、パートは切られてしまう可能性が高い。 昇仙峡はそんな舞を冷たくあしらったが、半沢と再会したときに「やり方が汚い」と抗議。すると半沢は「私たちが最優先に考えなくてはならないのは、お客様の利益」と平然と言ってのけた。 半沢と別れた後、昇仙峡は「はぁ~ムカつく!」と叫んだ。自分の銀行を思うがゆえとはいえ、毒っけがあるような、憎々しさの感じられる半沢に視聴者からも「今回は悪役っぽいのかな」「別の視点から見たムカつく半沢直樹っていうキャラでおもしろい」「立ち位置的に今後が気になる」といった声が上がり、タイトルと共に「半沢直樹」「劇団ひとり」がトレンド入りする反響に。 昇仙峡が半沢のことを「ムカつく」と言っているころ、舞は冷たくされた昇仙峡を思い出して「ムカつく!」とつぶやいていた。半沢は今後も登場し、最終話では大きく絡んでくるとのこと。舞や半沢に対して黙っていられなかった昇仙峡とどのような展開が繰り広げられるのか、楽しみだ。 ◆文=ザテレビジョンドラマ部