金色に装飾、思いや和歌 縁起物のハマグリに記す 来月2日 三重・明和
いつきのみや歴史体験館で初の試み
三重県多気郡明和町斎宮のいつきのみや歴史体験館は2月2日午前10時から午後4時まで、初めての試みとなるハマグリに思いをしたためる「ONLY ONE SHELL体験」を開く。 ハマグリは貝殻が対になっており、同一個体のもの以外は決して合わないことから夫婦円満など縁起物として知られている。同館ではこれまで、その特徴を生かして、対のハマグリの貝殻に同じ絵柄を描く「合貝(あわせがい)づくり」を開いてきた。 今回は、もっと手軽に体験できるようにと考え、貝の内側にそれぞれの思いや和歌などの文字をしたためてもらう体験を企画した。 金色に装飾したハマグリの貝殻を用意し、出来上がった作品を自宅などで飾ることができるように台座もそろえた。 参加費は千円。当日午前10時から午後4時まで(正午から午後1時を除く)随時、受け付ける。貝殻にはメッセージや願い事、和歌などを自由に書くことができる。 同館職員は「普段伝えられない思いを伝えていただけたら」と話している。 詳しい問い合わせは同館TEL0596(52)3890へ。