奥越特産のサトイモの収穫が本格化し、16日から集荷と選別の作業が始まりました。 　　　　　　 大野市にあるJAのサトイモ選別所に持ち込まれたのは、上庄地区特産の「上庄さといも」と、奥越地区のその他の地域で栽培された「越前さといも」です。 　 選別所では、コロコロと転がりながら「ひげ根」や土を落としたサトイモを、スタッフらが目視で傷などがないかを確認し、機械でサイズごとに分けていきました。 　 2023年は、雨が少なかった影響でやや小粒でしたが、2024年は6月から7月のイモが大きくなる時期に適度な雨が降り順調に育ったということです。 選別所では「格別な食感と口の中に入った時の甘く柔らかい優しい味覚が特徴。食卓、飲食店、料亭などで食べてもらいたい」と話しています。 　 奥越産のサトイモは、17日から県内のスーパーなどで販売されます。 　 出荷作業は12月下旬まで続き、出荷量は2023年よりやや多い約800トンを予定しているということです。