胸ポロ事件やクレーム殺到の国歌斉唱も! 最も物議を醸したスーパーボウルのハーフタイムショーは?
現地時間2023年2月12日に行われるNFLのスーパーボウル。スポーツ界最大の祭典として毎年盛大に行われるが、中でも注目を集めるのはハーフタイムショー。エンタメ界を代表するトップスターが圧倒的なパフォーマンスを披露するのがほぼ恒例だが、時には物議を醸したり酷評されたり、ファンを怒らせたりしてしまうことも。そこで今回はスーパーボウル史に残る5の問題シーンをプレイバック。 【写真】スーパーボウル2023、リアーナのハーフタイムショーを写真で追跡!
リアーナ(2023)
スーパーボウル史上、最も多くの人が試聴したと言われる2023年のリアーナのハーフタイムショー。公の場所で歌うのは2018年以来初めてだった。この年のステージの最大の見どころはリアーナの存在そのもの。 ステージに立ったリアーナはジャンプスーツの前をゆるく開き、ふっくらとしたお腹を披露。この年の5月に長男を出産したのに続き、第二子を妊娠していることを明らかにした。 お腹に赤ちゃんをみごもってハーフタイムショーに出演したのも、ハーフタイムショーのステージで妊娠を公表したのもリアーナが初。まさに歴史に残るショーとなった。
ジャネット・ジャクソン&ジャスティン・ティンバーレイク(2004)
スーパーボウル史上最も有名なハプニングといえば2004年のジャネット・ジャクソンとジャスティン・ティンバーレイクの「胸ポロ」事件。ゲストのジャスティンがジャネットの衣装を取りブラを見せるという演出だったのにそのブラが取れ、ジャネットの胸が露出してしまった。生放送だったことから放送局にはクレームが殺到。ジャネットは猛批判を浴び謝罪した。
しかし騒動を起こしたとしてエンタメ界から干される羽目に。キャリアも低迷、ジャネットはここから苦難の時代に入ってしまう。 一方のジャスティンはほぼお咎めなし。レコードの売上もアップ、2018年には再びハーフタイムショーのパフォーマーに抜擢された。近年ではこの格差の背後には男女差別、人種差別があったと指摘されている。
ケイティ・ペリー&サメ(2015年)
レニー・クラヴィッツやミッシー・エリオットらゲストを迎え、豪華なステージを見せてくれたケイティ。しかし一番注目を集めたのは「Teenage Dream」で登場した着ぐるみダンサーの1人、左のサメ。右のサメに比べて明らかにもたもたしていて、動きもあやふや。振付を忘れたのではないかとネットを賑わせた。 ちなみに2018年には中の人が名乗り出てニュースを賑わせた。当時ケイティのステージに出演していたプロダンサーで、本人曰く「振付を忘れたわけではなくて、この部分はフリースタイルで踊ることになっていた」。
エアロスミス&ブリトニー・スピアーズ&インシンク(2001年)
エアロスミス、ブリトニー・スピアーズ、インシンク、さらにネリーやメアリー・J・ブライジととにかく出演者が豪華だった2001年。当時交際していたブリトニーとインシンクのジャスティン・ティンバーレイクの共演も話題になった。ただあまりにも豪華すぎてステージの上が大混乱。ごちゃごちゃしすぎ! という苦情が。