ゴールデンウィークって、株式取引できるの? 国内証券取引所の2024年GW「営業状況」まとめ
4月27日~29日および5月3日~6日と、飛び石になる2024年のゴールデンウィーク。 うまく有給休暇を消化できれば、10連休にすることも可能だが、証券取引所は基本カレンダー通りの稼働となる。 その一方、JPXの大阪取引所および東京商品取引所では、2022年よりデリバティブ商品の祝日取引をスタートした。 ネット証券が普及して、いつでもどこでも株取引ができるようになって久しい。システムメンテナンスなどで取引不能な時間帯はあるものの、ほぼ24時間取引できる環境は、もはや必要不可欠な投資インフラとなった。 しかし、厳密には市場が開いている時間帯でなければ、リアルタイムな取引は行なえない。祝日が集中するゴールデンウィークの期間中、国内株式市場はどういったスケジュールで稼働しているのだろうか。 本記事では、主要な証券取引所における2024年GW期間中の休業日、取引時間について詳しく解説する。
国内証券取引所の2024年GW休業日は?
まずは、国内の株式売買高のほぼすべてを占める東京証券取引所と、大阪取引所を傘下に持つJPX(日本取引所グループ)の営業状況を確認。2024年ゴールデンウィーク期間の休業日を表でまとめてみよう。 日付 証券取引所の営業状況 4月27日(土) 休業日 4月28日(日) 休業日 4月29日(月) 祝日(昭和の日) 4月30日(火) [通常営業] 5月1日(水) [通常営業] 5月2日(木) [通常営業] 5月3日(金) 祝日(憲法記念日) 5月4日(土) 祝日(みどりの日) 5月5日(日) 祝日(こどもの日) 5月6日(月) 祝日(振替休日) 4月27日~29日および5月3日~6日と、飛び石になる今年のゴールデンウィーク。うまく有給休暇を挿入できれば10連休も可能だが、証券取引所は基本カレンダー通りの稼働となる。 国内には、JPX傘下の東京証券取引所と大阪取引所のほかに、名古屋証券取引所(名証)、札幌証券取引所(札証)、福岡証券取引所(福証)といった証券取引所もある。これらも基本的には年末年始と国民の祝日をのぞく、月曜から金曜の平日に取引が行なわれており、休業日はJPXとイコールになる。 つまり、2024年のゴールデンウィーク期間において、国内株式市場が開いているのは4/30(火)から5/2(木)までの3日間ということだ。 ネット証券ならば、アクセスや注文は可能であったとしても、証券取引所での取引が行なわれていなければ、実際に反映されることはない。その点は注意しよう。