沖縄戦研究の第一人者で今月２３日に亡くなった吉浜忍さんの告別式が２８日執り行われました。 本土復帰の年に高校教員となった吉浜さんは南風原高校で生徒たちと地域の戦争体験を聞き取り住民の視点から戦場の実相を掘り起こしました。 告別式には研究仲間や教え子などが参列しました。 ▽沖縄戦研究者　石原昌家さん： 「一番大きいのは沖縄戦を研究した上で後輩たちを育成していくという役割を大きな役割を果たしていたなと」 ▽教え子の又吉亮太さん： 「最初思い描いていた教師よりももっと深く人と関われるような教えをたくさんもらったなと思います。」 ▽教え子の與那城拓実さん： 「実際に起きたことをどういう風に伝えていくのか残していくのかにこだわっていたので３２軍司令部壕に関しても志半ばというのに早すぎる」 参列者は吉浜さんの功績を振り返り別れを惜しみました。