対巨人3連戦で3戦連続勝利打点を挙げた勝負強い4人の打者
◆日本生命セ・パ交流戦 巨人1―4オリックス(9日・東京ドーム) 巨人がまた初物に苦しめられ、今季3度目の同一カード3連敗。リーグ3位に後退した。8日に支配下登録されたばかりのオリックス・佐藤一磨投手(23)に5回無失点に封じられプロ初勝利を献上。3戦連続零封負けこそ免れたが4安打1得点のみ。初対戦の投手に球団史上初めて3戦連続で白星を献上した。 菅野(巨)が1回に西川(オ)に先制二塁打を浴びて、同一カード3連敗。7日からの3連戦全てで西川に勝利打点を挙げられた。2リーグ制となった50年以降で巨人が同一カード3連戦全てで同一打者に勝利打点を挙げられたのは 84年 大島 康徳(中)=ナゴヤ 月・日 スコア (回) 結果〈点〉 6・5●1―2 (8)右安〈1〉 6●2―6 (8)左安〈1〉 7●3―7 (5)右本〈3〉 99年 ペタジーニ(ヤ)=神宮 9・3●2―4 (3)右安〈2〉 4●6―9 (9)右本〈3〉 5●7―10(8)右安〈2〉 13年 バレンティン(ヤ)=神宮 4・26●2―4 (1)左2〈1〉 27●2―4 (6)左本〈3〉 28●1―2 (8)右本〈2〉 24年 西川 龍馬(オ)=東京D 6・7●0―2 (1)右安〈1〉 8●0―5 (1)中安〈1〉 9●1―4 (1)右2〈1〉 4人目で、本拠地で喫したのは初で、交流戦も初。西川には通算で521打数160安打で被打率・307と打たれており、相性の悪さが浮き彫りとなった。(恩田 諭)
報知新聞社