「打つんだ、入っちゃうんだ」J1アビスパ福岡・松岡大起がシャハブ・ザヘディの70メートル弾を〝アシスト〟
◆明治安田J1第11節 福岡1―0G大阪(3日、ベスト電器スタジアム) 松岡大起がシャハブ・ザヘディの70メートル弾を〝アシスト〟した。前半22分、自陣深くで相手スローインを激しい守備で奪って、ザヘディに渡すと、ザヘディはそのまま打った。チームメートからも「ナイスアシスト」とイジられたという松岡は「打つんだ、入っちゃうんだって感じでした」と笑顔で振り返った。 ■これがザヘディの70㍍超絶ゴラッソ【動画】 ただ、このゴールは偶然ではない。「奪ったボールの1本目(のプレーの質やアイデア)はチームとしてトレーニングからも意識しようっていうのはあるので、それが出て良かった」。 G大阪のFW坂本一彩はソレッソ熊本、中野伸哉は鳥栖の下部組織のチームメートだった。「久しぶりに会って、こうやって一緒にプレーできるってうれしいことですし、知ってる選手と対戦すると、湧き出るものがあります」と燃えていた。 パリ五輪出場を決めたU-23(23歳以下)日本代表にも刺激を受けた。U-23アジア・カップで決勝進出を決めた同代表の招集経験もあり、五輪出場へ、「本当に結果しか求められてない。チームが勝つことが1番の何よりの結果だと思うので、その気持ちを持ちながら、しっかりと絶対に自分のところも結果として残せるようにやって行きたいと思います」とゴールやアシストでアピールすることを誓った。(向吉三郎)