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（ブルームバーグ）： トランプ前米大統領のニューヨークの旗艦タワーを含む不動産への融資を行ってきた米金融サービス会社アクソス・ファイナンシャルの株価が急落した。問題のある商業用不動産（ＣＲＥ）ローンへのエクスポージャーを理由に空売りしていると米投資会社ヒンデンブルグ・リサーチが公表した。

４日の米株市場でアクソスの株価は一時約16％下げたが、その後戻し、結局4.2％安で取引を終了した。ネイサン・アンダーソン氏率いるヒンデンブルグが、アクソスのバリュエーション（株価評価）が同業他社と比べ「アグレッシブ」と指摘したことに株価が反応した。

ヒンデンブルグのリポートが言及した疑惑には「一連の不正確な情報」が含まれているとアクソスは反論した。52億ドル（約8060億円）規模のＣＲＥスペシャルティーレンディングは、ほぼファンドの関係を通じて行われており、「市場の逆境シナリオの下で強力な担保プロテクション」が得られると説明した。

アクソスはニューヨーク中心部にあるトランプタワーの借り換え支援やフロリダ州の高級リゾートへの貸し付けを通じて、トランプ氏と関係を持っているが、ヒンデンブルグのリポートはトランプ氏には言及していない。

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原題：Trump Lender Axos Sinks After Hindenburg Shorts Bank’s Stock (1)（抜粋）

--取材協力：Bre Bradham、Cristin Flanagan.

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