650馬力の「ハイパフォーマンスモデル」発売! ドリフトも余裕な「IONIQ 5 N」とは? 今秋には専用パーツも展開へ
また今後の取り組みとして、オートバックスセブンの堀井勇吾代表取締役社長も登壇。 堀井勇吾社長によれば、Nモータースポーツの取り組みのひとつとなるN Performance Partsをオートバックス店舗を通して、2024年秋から展開すると明かしました。 またオートバックス独自にIONIQ 5 N用のカスタマイズパーツを有名チューニングメーカーと一緒に開発を進めていき、東京オートサロン2025で披露することも発表しています。 では、IONIQ 5 Nとはどのようなクルマなのでしょうか。 「Nブランド」のNは、R&D拠点の所在地の韓国・南陽(ナムヤン)と、開発テストの舞台であるドイツ・ニュルブルクリンクに由来すします。 ブランドコンセプトは「Corner Rascal」(コーナーリング性能)、「Racetrack Capability」(サーキットを本気で走れる能力)、「Everyday Sportscar」(日常もドライビングを愉しむ)を柱として、これまで様々なNモデルをグローバルで展開してきました。 今回のIONIQ 5 Nは、Nブランド初のEVで「2024年ワールド・パフォーマンス・カー・アワード」を受賞するなど世界中から高い評価を受けています。 ボディサイズは全長4715mm×全幅1940mm×全高1625mm、ホイールベース3000m。 デザインは、N専用のフロントバンパー、ホイールアーチモールディング/ エアカーテン 、リアバンパー&ディフューザーを装着。インテリアにもN専用のレザーステアリングホイール、センターコンソールを採用しました。
パワーユニットには最高出力478kW(650PS)を発揮する高性能デュアル駆動モーターに84kWh大容量バッテリーを搭載。 これにより最高速度は260km/h、一充電航続距離(WLTCモード)で561kmです。 さらにN専用となる電子制御サスペンション(ECS)や高性能ブレーキ/ N Brake Regen(NBR/回生ブレーキ)、そしてN Corner Carving Differential(e-LSD)を搭載することで、Nブランドらしいハイパフォーマンスな走りを体現します。 その他、クローズドコースなどでドリフト走行をスムーズに行うための「N Drift Optimizer(Torque Kick機能付き)」やボタンひとつで10秒間だけ最大パフォーマンスを発揮する「N Grin Boost」を備えるなど、クルマ好きの心を掴む機能も満載です。 そんなIONIQ 5 Nの価格は1グレードのみとなり、858万円となっています。
くるまのニュース編集部