ラムサール条約登録地「中海・宍道湖」豊かな水辺環境を次世代へ 沿岸住民が一斉清掃(島根県・鳥取県)
山陰中央テレビ
6月の環境月間に合わせ、ラムサール条約に登録されている中海と宍道湖の自然環境を守ろうと、9日に松江市など沿岸の地域で一斉清掃が行われました。 この活動は、2005年に中海と宍道湖がラムサール条約登録湿地になったのをきっかけに、地域住民に環境保全の意識を高めてもらおうと、2006年から毎年この時期に県や沿岸自治体などの主催で取り組まれています。 このうち宍道湖東側にあたる松江市の白潟公園周辺では、午前7時半から参加者が一斉に湖岸の清掃を始め、流木や藻、空き缶といったごみを拾い集めたり、雑草を抜いたりするなど、美化活動に汗を流しました。 参加者: きれいな方が気持ちが良いからこれを保っていけたらいいなと思います。 宍道湖・中海沿岸の自治体では、豊かな水辺環境を次の世代に伝えるため、こうした清掃活動を通じて市民の環境保全意識がさらに高まればとしています。
山陰中央テレビ