能登地方で震度5弱、富山で震度4(11月26日夜)
26日午後10時47分ごろ、石川県能登地方で震度5弱の地震があった。富山県内では富山、高岡、射水、氷見、小矢部の5市で震度4を観測した。その他の10市町村はいずれも震度3だった。県内で震度4以上の揺れを観測するのは1月6日以来。 気象庁によると、石川県の震度5弱の地震は、マグニチュード(M)6・6と推定される。震源は石川県西方沖で、震源の深さは約7キロメートル。日本の沿岸では若干の海面変動があるかもしれないが、津波の被害の心配はないとしている。気象庁は今後、1週間程度は同じ規模の地震を警戒するよう呼びかけている。 富山県は、県内で震度4以上の地震が発生した際の「第1非常配備体制」へ移行。幹部や防災・危機管理課職員の約半数を呼び出し、被害情報を確認するなどの初動対応に当たった。 午後11時52分に石川県西方沖を震源とする最大震度3の地震が発生し、富山県内では震度2を観測するなど、石川県西方沖を震源とする地震が相次いだ。【27日午前0時50分更新】