【長崎】開業から2カ月 スタジアムシティに95万人が来場 髙田旭人社長が会見
NCC長崎文化放送
ジャパネットホールディングスの髙田社長は、運営する長崎スタジアムシティの来場者が開業した10月14日からの2カ月間でのべ95万人に達したと明かしました。 【写真】スタジアムシティ開業から2カ月 95万人が来場 髙田旭人社長会見
ジャパネットホールディングス・髙田旭人社長: 「いま累計で95万人くらいの方に来ていただいています。想像以上に(スーパーの)フードウェイで弁当を買ってぼーっとする方が多いなと。それで全然いいかなと思って」 来場者は、平日の平均が1万人、試合などが行われる休日は3万人以上としています。 髙田社長は「まだ70点くらい」としながらも「いいスタートを切ることが出来た」と述べました。V・ファーレン長崎の試合の収益では、ピーススタジアムでの4試合が昨シーズンのホーム19試合を上回ったといいます。 うれしいことがあれば、悔しいことも…。 ジャパネットホールディングス・髙田旭人社長: 「V・ファーレンに関しては今年一番、間違いなく悔しかった出来事なんですけどJ1に行くには何かと足りないんだぞと言われたと受け止めていて熱狂させられるものがつくれていないという意味ではグッズとか運営とかサポーターとの関係性とかクラブとしてやらないといけない。V・ファーレンなくては生きていけないような人を増やしたいなって」 目前で逃したJ1昇格。しかしその目はすでに来シーズンに向いています。 ジャパネットホールディングス・髙田旭人社長: 「補強に関しては間違いなく過去一番、強化をします。今も鋭意交渉中ですけど行けるぞって形で年を越していただけるような準備をしているので期待していただいていいかなと思っています」 また、稲佐山とスタジアムシティをロープウェーでつなぐ計画を断念したことについては、「これ以上、コストや人をかけらない」との考えを示しました。 ジャパネットホールディングス・髙田旭人社長: 「5年経過して、次の指定管理の申し込みになった時に改めて(長崎市に)確認したところ『正直難しい』という回答をいただいています。行政の方も頑張っていただいたけれど無理な理由が色々あるんだったら、それ以上は仕方ないかなと割り切っている」 スタジアムシティやスポーツ事業などへの先行投資で赤字がかさんだ一方、主力の通販事業が好調で、2024年12月期の売上高は、前年を約60億円上回る2680億円規模になる見通しも明かしました。 ジャパネットホールディングス・髙田旭人社長: 「V・ファーレンもヴェルカもスタジアムシティもきちんと単体で黒字をあげないとビジネスとしては失敗なので来年のテーマは『挑戦から確立へ』という言葉にしました」 スタジアムシティについて、来年はコンサートなどのイベントを増やすことで、他県からの来場者やホテルの宿泊者数を増やしたいとしています。
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