大津市の徳圓寺で掛け軸などの虫干し
大津市にある徳圓寺では、寺が所蔵する掛け軸などおよそ30点の「虫干し」が行われています。 徳圓寺では、毎年この時期所蔵する掛け軸などに風を通して湿気を取り除き、カビや虫による被害を防ぐ「虫干し」を行っています。40年ほど前から続くこの「虫干し」およそ300点の掛け軸などを所蔵している徳圓寺では、毎年、虫干しを行う品が変わり、今年は、俳人として知られる小林一茶の掛け軸をはじめ、幕末の三舟として知られる勝海舟、山岡鉄舟、それに、高橋泥舟の掛け軸など、およそ30点が虫干し展示されています。 「虫干し」は16日にも行われ徳圓寺では、この機会にゆっくりのんびりと名師たちの作品に触れてもらえれば話しています。
びわ湖放送