息子が来年中学生になります。今の貯金は「200万円」なのですが、大学入学にかかる教育資金としていくら貯めておけばいいでしょうか?
子どもの教育資金を用意する方法
授業料や入学費など大学の費用に加えて、生活費や交通費など学費以外の費用も考えると、計画的かつ余裕を持った金額を用意する必要があります。子どもの教育資金を用意する方法として、以下のようなものが挙げられます。 ●学資保険 ●定期預金・積立定期預金 ●NISA 子どもが来年中学生になる場合は、中学・高校在籍中の6年間で、大学進学のための資金を貯めなければならないでしょう。子どもが大学受験を迎える年になっても、十分な資金が貯まらない場合は、以下のような方法で対処できるかもしれません。 ●奨学金制度 ●高等教育の修学支援新制度 ●教育ローン また、在学中の生活費については、本人がアルバイトをしてある程度賄えるようにできるかもしれません。中には学業に専念できるよう、仕送りをする家庭もあります。
大学の費用は進学先によって244万2200円~518万6942円が目安! それ以外の費用も踏まえて資金に余裕を持たせる必要あり
入学金や授業料など、4年間の大学の費用を調べてみたところ、国立大学では244万2200円、私立大学では518万6942円ほどかかることが分かりました。 来年中学生になる子どもがいて、現在貯金が200万円の場合は、6年間で44万2200円~318万6942円を貯めておく必要があります。これに加えて、在学中に必要になる備品代や生活費、交通費なども計算して、資金に余裕を持たせることも大切です。 教育資金を用意する方法には、学資保険、定期預金・積立定期預金、NISAなどが挙げられます。資金が不足する場合は、奨学金制度・高等教育の修学支援新制度・教育ローンなどの活用も検討できるでしょう。大学にかかる費用は高額になるため、早めに準備を始めることが大切です。 出典 デジタル庁e-Gov法令検索 国立大学等の授業料その他の費用に関する省令(平成十六年文部科学省令第十六号)第二条 文部科学省 私立大学等の令和5年度入学者に係る学生納付金等調査結果について 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部