ホームでほろ苦デビューのカルヴィン・フィリップス 自陣ペナルティエリア内で敵選手にパス
フィリップスは過去2シーズンで3度目の先発出場
プレミアリーグ第22節、ウェストハムはボーンマスと対戦し、1-1で引き分け、両チームは勝ち点を分け合った。 この冬、ローンでマンチェスター・シティからウェストハムに加入したイングランド代表MFカルヴィン・フィリップスは、この試合で先発出場した。しかし、試合開始早々、ボーンマスFWドミニク・ソランケに自陣ペナルティーエリア内でパスをするような形になってしまい、それが先制弾につながった。 この日がウェストハムデビューとなるフィリップスにとってはほろ苦いものとなった。フィリップスは、過去2シーズンで3度目の先発出場となったが、試合勘の欠如を露呈してしまい、その後68分にダニー・イングスと交代している。 チームメイトのガーナ代表モハメド・クドゥスは「フィリップスがどのような選手で、どのようなクオリティを持っているかは知っている。別のチームやシステムに慣れるまでに時間が必要で、私は彼を信じているし、何の疑いも持っていない。次の試合で彼はもっと良くなるだろう」と語った。 試合はその後、ジェイムズ・ウォード・プラウズが同点ゴールを決めたが、ホームのウェストハムはそれ以上決定的なチャンスを作り出せず、試合後サポーターからブーイングを浴びている。 ウェストハムは現在、3試合勝てていないが、6位につけている。フィリップスが後半戦巻き返しの新戦力になるのか。注目が集まる。
構成/ザ・ワールド編集部