IOC「素晴らしい施設」 野球会場は来夏までに決定―28年ロス五輪
【ロサンゼルス時事】2028年ロサンゼルス五輪の準備状況を監督する国際オリンピック委員会(IOC)の調整委員会は14日、現地視察などの3日間の日程を終えてロサンゼルスで記者会見した。 ニコール・ホーベルツ委員長は「最先端のスタジアムだけでなく、過去の五輪で使った場所もある。素晴らしい施設がそろっている」と語った。 追加競技として実施される野球の会場については、大会組織委員会で最高経営責任者(CEO)を務めるレイノルド・フーバー氏が「米大リーグ機構などと議論を続けている。来夏までに決めたい」と説明。米メディアは、大谷翔平選手らが所属するドジャースの本拠地ドジャースタジアムでの開催を有力視している。 フーバー氏はまた、「トップ選手のプレーを見られればいい」と話し、大リーグ選手の五輪参加に期待を表明。大谷は7月に「出たい気持ちはある」と発言しており、大リーガーの出場可否が注目されている。