「倒産や休廃業」過去最多 ラーメン店悩ます“物価高騰” 値段据え置きの店は「いかに再来店してもらえるかが大事 静岡市
このサービスは佐々木代表にとって、利益うんぬんではなく、「お腹を満たして幸せになってほしい」という料理人としての矜持。オープンから間もなく一年、“お客さん第一”の精神で、ラーメンの値段は据え置きのまま、食べ放題も継続中です。 雷神家 佐々木大輔代表:「(収支の)数字を見ると『ん?』という気持ちになるが、喜んでもらえる姿を見たら、『まあいいかな』みたいな気持ちになるので、なんとかやっています」
お客さんは
その甲斐あって、お客さんの満足度は高いようで…。 客(静岡市民) Q.ライスとキムチの無料食べ放題はどう? A.「すごくお店がんばってるなと思う。ネットではラーメン店が潰れるという話は…、ラーメン店に限らず商売する人たちは大変だと思うが、消費者にとってはすごくありがたい(サービス)」 さらに、食事をした人全員、次回使える無料トッピング券がもらえるサービスも。 「同業者の休業や倒産が相次ぐ」という暗い話題もある中で、今後もこうした、「お店独自のサービス」は続けていきたいと意気込みます。 雷神家 佐々木大輔代表:「原価率が上がって利益が少なくなったからといって、材料を減らすのも嫌だし、サービスを減らすのもやっていて楽しくないし、(客の)喜ぶ顔が見たくてやっているので、単純にお客さんの数が増えれば、利益が少なくても母数としては増えるので、いかに再来店してもらえるかが一番大事だと思っている」