永野芽郁×山田裕貴『君が心をくれたから』への期待が止まらない! 最高の布陣で挑む月9
永野芽郁が2024年1月期放送の月9ドラマ『君が心をくれたから』(フジテレビ系)で主演を務めることが発表された。本作は、主人公・逢原雨(永野芽郁)が、愛する男性・朝野太陽(山田裕貴)のために自分の“心”を差し出し、宿命を背負うことから始まるファンタジーラブストーリーだ。長崎を舞台に、ノスタルジックかつ幻想的な雰囲気の中で物語が描かれるという。 【写真】『マイ・ブロークン・マリコ』永野芽郁×奈緒インタビュー撮り下ろしカット やはりここで注目したいのは、永野がフジテレビの、しかも月9ドラマで初主演を務める点だ。これまでも『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』(日本テレビ系/戸田恵梨香とW主演)や、『ユニコーンに乗って』(TBS系)などゴールデン・プライム帯連続ドラマで主演を務めてきた永野。NHK連続テレビ小説『半分、青い。』での朝ドラヒロイン経験もあり、座長となるには頼もしい存在だ。 2022年の映画『マイ・ブロークン・マリコ』では、役づくりのために自らが3~4カ月ほど喫煙者になり、ニコチン・タールなしのタバコを朝起きて吸う、ごはんを食べて吸う、のハードな暮らしをしていたことも。永野は清純派のパブリックイメージをぶち壊す勢いで芝居に挑み、役に合わせどんどん新たな扉を開いていく。 映画『こんにちは、母さん』ではお腹の見える衣装が多かったことから腹筋をかなり鍛えたことも明かすなど、努力家の一面も見せた。今回の『君が心をくれたから』が掲げる「過酷な『奇跡』が引き起こすファンタジーラブストーリー」の「過酷」という点における、永野のストイックな役への向き合い方にも注目したい。 さらに本作では、山田裕貴が朝野太陽役で永野と『ハコヅメ』以来の共演を果たすことに。NHK大河ドラマ『どうする家康』の本多忠勝役や『ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と』(TBS系)の主人公・萱島役など、引っ張りだこの山田。今まさに勢いのある俳優として、力強い芝居を見せてくれる魅力がある。 さらに山田の月9出演は『女神の教室 ~リーガル青春白書~』(フジテレビ系)以来1年ぶり。冬の月9を彩る存在として、今度はどんな表情を見せてくれるのだろうか。『ハコヅメ』では新人警察官役の永野と先輩刑事役の山田は、戸田恵梨香らを含めワンチームのような関係だったが、今回の『君が心をくれたから』では2人の間にラブストーリーが生まれるようだ。関係性を変えての再共演が今から楽しみである。 また本作は、公開中の映画『ミステリと言う勿れ』を手がけた松山博昭監督が演出を担い、同作でも松山とタッグを組んだ草ヶ谷大輔がプロデューサーを務める。公開8週目にして興行収入44億円(11月5日時点)越えの大ヒットとなった映画『ミステリと言う勿れ』でも、広島の名所を舞台に美しい画作りでしっかり観客の心を掴んできた2人のことだ。『君が心をくれたから』では、長崎という異国情緒あふれる街並みを生かし、最大限ドラマチックな物語にしてくれそうだ。最高の布陣で挑む本作で、この冬最高に美しくて泣ける月9を楽しみに待ちたい。
Nana Numoto