避難範囲が従来の3分の1に 新たな「耐爆容器」で不発弾処理 那覇市の住宅街で見つかった沖縄戦当時の艦砲弾
那覇市の住宅街で工事中に見つかった不発弾の処理作業が行われ、無事に終了しました。 処理された不発弾は、沖縄戦当時の物とみられる重さおよそ35キロのアメリカ製5インチ艦砲弾1発で、ことし2月に那覇市与儀の住宅街で工事中に見つかりました。 【写真を見る】避難範囲が従来の3分の1に 新たな「耐爆容器」で不発弾処理 那覇市の住宅街で見つかった沖縄戦当時の艦砲弾 処理に伴い現場から半径およそ25メートル以内に住む15世帯45人が避難対象となり、17日午前9時40分から周辺道路の通行を止めて処理作業が行われました。 安全化は耐爆容器内に砲弾を入れて信管部分を破壊する新しい方式で行われたため、避難半径は従来の方式に比べ3分の1程度に縮められました。 この方式による不発弾の処理が那覇市で実施されたのは今回が初めてで、処理作業は午前10時19分に無事終了しました。
琉球放送