「格段に危険な存在になる」完勝も日本への警戒を緩めなかったポーランド指揮官&司令塔「通常なら完結する場面でも彼らは…」【ネーションズリーグ】
パリ五輪の金メダル候補筆頭国を率いるニコラ・グルビッチ監督も、2セット目終了時のインタビューで、「スーパースターたちが戻った日本と次に対峙する時は、厳しい戦いになるはず」と警戒感をあらわにした。 ヤヌシュ選手は、会場の応援にも言及。「とても素晴らしい!僕らが慣れ親しんでいる母国の応援とは違うが、すごく心地が良い。観客の皆さんに感謝しています。ポーランドのためではなく、日本のために駆けつけたことは承知しているけれど、日本ならではの応援をしてくれる観客の前でプレーできるのは、特別なことなんです」と、福岡ラウンドの雰囲気を楽しんでくれているようだ。 世界ランク4位の日本の2週目は、五輪初出場を狙う同5位スロベニアとの次戦がラストマッチ(日本時間6月8日19時20分開始)。昨秋の五輪予選で日本に敗れ、いまだ出場権を手にしていないスロベニアだが、今大会では1週目にポーランドとフランス、2日前にブラジルをフルセットで下して現在無敗を守っている。ランキングの差がわずか0.93ポイントの両国。日本にとって、パリ五輪のシード権を確保する上で重要な一戦となる。 構成●THE DIGEST編集部
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