来年3月の松本市長選 新人の赤羽氏、出馬検討
来年3月10日告示、17日投開票の松本市長選で、衆院議員秘書の赤羽俊太郎氏(40)=笹賀=が立候補を検討していることが22日、分かった。市民らの有志が近く出馬を要請する方針で、赤羽氏は取材に「若者世代の声を代弁してほしいとの思いは重く受け止めたい」としている。 赤羽氏は松本市出身で松本深志高、早大卒。自民党の務台俊介氏(衆院比例北陸信越)が衆院長野2区への初出馬を決めた2008年から同氏の事務所で働き、初当選した12年から政策秘書を務める。 有志の一人は「40代と若い上、政治に詳しい」とし、若者も含め10人弱の賛同者がいるという。務台氏の後援会役員らは22日までに会合を開き、赤羽氏が出馬した場合の務台氏の事務所運営について意見を交わしたとみられる。 市長選を巡っては、新人で会社社長の上條邦樹(くにとし)氏(54)=無所属、中央1=と新人で元信越放送(長野市)専務の菱山晋一氏(68)=無所属、沢村2=が立候補を表明。出馬が確実視されている現職で1期目の臥雲義尚氏(60)=無所属、中央3=は年内に態度を明らかにするとしている。