千葉県、宿泊税の導入を決定 熊谷俊人知事「おおむね理解を得られた」
12月定例県議会は21日、代表質問が始まった。熊谷俊人知事はホテルなどの宿泊客に課税する宿泊税の導入を決定したと明らかにした。 県観光政策課によると、宿泊税を巡っては税制度や使途の議論をしてきた有識者による検討会議が10月に「導入は適当」とする報告書を提出。県は市町村と宿泊事業者に「1人1泊150円」や市町村が独自に課税する場合は県税に上乗せする素案を説明してきた。 熊谷知事は「説明会では支援方法や修学旅行の課税免除について意見があったが、導入にはおおむね理解を得られた」との見解を示し「市町村や事業者の要望を丁寧に聞きながら導入時期や独自課税を検討する自治体との調整など、制度の詳細を詰めていく」と述べた。