笠松将、『降り積もれ孤独な死よ』キーマンに? CGなしで臨んだ“体当たり芝居”の説得力
笠松将がスタントマンなしで臨んだ火炎放射を受ける衝撃のシーン
笠松が演じるのは、原作ではまだ名前も明かされていない役のため、ノンクレジットでの参加を提案。清家ともう一人の中山喬詞プロデューサーが提案を承諾し、現在の出演の形となっているようだ。 黒いバケットハットを目深に被っているのは、顔の傷を隠すため。灰川十三(小日向文世)と一緒に暮らしていた子供たちの一人・神代健流ではないかと冴木から疑われていたが、第4話での蓮水のセリフからも灰川の実の子供と見て間違いないだろう。 蓮水に斧で襲い掛かるシーンや露わになった傷だらけの顔が衝撃的だが、ブログを読んで驚くのは蓮水からのスプレー缶での火炎放射を受けるシーンはスタントマンもCGもなしで、笠松が実際に体当たりで臨んだ場面ということ。つまり燃え上がっていたジーンズの火は本物ということになる。代役を立てていれば笠松の顔を隠した、また違った撮り方になっていただろうが、清家の言う通りに「説得力のある面白い」画になっているのは確かである。 笠松にとって『降り積もれ孤独な死よ』への出演は俳優人生での節目の一つとなりそうだ。 参照 ※ https://www.thecatofficial.shop/blog-728
渡辺彰浩