矢板中央・髙橋健二監督「よく2点を取ってチームを救ってくれた」終盤2発の2年生FWに賛辞
4月7日、高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2024 関東1部第1節2日目が開催され、矢板中央(栃木)が帝京(東京)を4-2で下し白星スタートを切った。 【フォトギャラリー】帝京vs矢板中央 矢板中央は、帝京に先制点を献上するも、前半のうちに逆転に成功。後半は帝京に押し込まれる時間帯が続いたが、得点を許さず耐えしのぐと、終了間際にFW18古田弥祿(2年)が2得点を決め試合を決した。 矢板中央の髙橋健二監督は「とにかく開幕戦だったので、去年は堅守速攻でしたが、今年は、自分たちの特徴であるパスワークで崩すところをいれたかったんですが、それを上回る帝京のボール保持に対して、本来のウチの守備力ってのが表に出た試合でした」と振り返った。 それでも「前半はある程度ボールを握れていた」と前半の戦いぶりには一定の評価を示した。続けて「後半は、相手に5バックの形にされて、前線で思う様に起点を作れなかった」と反省しながらも、「古田がまだ2年生ですけど、よく2点を取ってチームを救ってくれました」と、後半終盤に2ゴールを決めた勝利の立役者を称えることを忘れなかった。 (文・写真＝田原豊)
