米名門大学でデモ拡大、コロンビア大とエール大の厳しい対応で拍車
ハーバード大学では26日までハーバード・ヤードへの立ち入りが制限された。学生新聞によると、同大は親パレスチナ派学生グループの活動を一時停止処分とした。ペンシルベニア大学は同様のキャンパス団体の登録を取り消した。
MITの抗議活動
MITでは、学生がケンブリッジ・キャンパスの中心的な建物の前にテントを設置し、大きなパレスチナ国旗を掲げた。「私たちは何よりもまず、ガザの停戦を求めるためにここにいる」と、抗議行動に参加した大学院1年生のプララド・アイエンガーさんは語った。
4年生のサフィヤ・オグンディペさんは、デモ参加者たちがMITに対し、イスラエル軍との研究関係を断ち切るよう圧力をかけることも目指していると語った。21日夜には、40人近くの学生がテントで寝泊まりしたという。
MITの広報担当、キンバリー・アレン氏は、「キャンパスが身の安全と、完全に機能することを確保することに重点を置いて、次のステップを決めている」と述べた。
西海岸では、カリフォルニア大学(UC)バークリー校の数百人の学生がキャンパスの中心であるスプロールホールに十数張りのテントを設営。イスラエルとつながりのある企業との関係を大学が整理することなどを要求した。
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原題:Columbia, Yale Get Tough on Protests as Students Refuse to Yield(抜粋)
--取材協力:Katia Porzecanski、Eliyahu Kamisher、Laura Nahmias、John Lauerman.
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Janet Lorin, Katrina Compoli, Mark Schoifet