捜査対象者に資料盗まれる 愛媛で警視庁の捜査員
警視庁小松川署の捜査員が、松山市内に出張中の4月30日、車中に置いていた捜査資料のファイルを、捜査対象だった松山市の20代の男に盗まれていたことが17日、捜査関係者への取材で分かった。 松山東署が警視庁から被害届を受理して捜査を進め、今月3日に愛媛県外で男を見つけて窃盗容疑で逮捕した。ファイルは見つかっていないといい、外部に情報が流出した恐れもあるとみて、ファイルの所在や当時の詳しい状況を調べている。 捜査関係者によると、松山市郊外で男に接触しようとした捜査員が車を駐車した。その後、男が車内にあったファイルを盗んだとみられる。