【リーグワン】五輪2大会連続代表の横浜・WTB石田吉平がリーグデビュー「うれしく思う」
◇NTTジャパンラグビーリーグワン1部第1節 横浜21―28BL東京(2024年12月22日 日産スタジアム) ホームでの開幕戦を落とした横浜だが、7人制で五輪2大会連続代表のWTB石田吉平(24)が先発デビューを果たしてフル出場。トライこそ奪えなかったものの、速く鋭いランで何度もアタックラインを押し上げ、「デビューすることができたのはうれしく思う」と話した。 石田は明大3年だった21年東京五輪で唯一の現役学生として代表入り。昨年4月の横浜入団後も7人制代表活動に専念していたため、ここまで2シーズンは出場がなかった。 主将を務めた今夏のパリ五輪を終え、15人制にシフトチェンジ。世代屈指のウイングだが、入団シーズンを含めて3季目でようやくデビューにこぎ着けた。 身長1メートル67の小兵は自分よりもはるかに大きなFWとも対峙するために、五輪後から増量に着手。それでも「2キロ増えて76キロ。まだまだ増やさないといけないし、フィジカルも強くしないと」と語る。プレー面でも「オフザボールの動きを求められている。ウイングとしてトライを取り切って貢献したい」と話し、次節以降のさらなる活躍を誓った。