新球団『ハヤテ223』始動 本拠地・清水庵原球場に3つの課題…市は3000万円かけ安全対策強化 静岡市
また球場へ向かうのにバスを利用した場合…。 嶋田光希アナウンサー:「球場から歩いて5分ほどの場所にあるバス停、清水庵原球場入り口です。時刻表にはJR清水駅に向かうバス平日・土日ともに1日10本ほどです。そして午後3時、4時台は1本もありません」 庵原球場から2番目に近い路線でも多少本数が増えるものの、球場から歩いて20分と、決して近くはありません。静岡市と球団側は交通問題の解消に向け、シャトルバスの運用や、周辺に臨時の駐車場を確保できないか検討していくとしています。
残る3つ目の課題は、市民の球場利用についてです。ファームリーグのシーズンは3月中旬から9月末頃の間ですが、その期間、市民利用の平均日数は直近3年間で110日。全日平均でおよそ62%がすでに埋まっている状態となり、市が管理している球場であるからこそ、市民のための調整が必要不可欠となっています。 3月のシーズン開幕に向けて球団側が本格的に始動するなか、行政側の舵取りにも注目が集まっています。