豊作「おしりが湿って大きい」おいしいタケノコを見分けて感動のフルコースを堪能 富山・高岡市
今年は富山湾のホタルイカが豊漁ですが、こちらも負けていません。春の味覚の代表格タケノコも豊作のようです。今年は3月に気温が低くなったため去年より3日遅い初出荷となりましたがおいしいタケノコを食べることができます。 【写真を見る】豊作「おしりが湿って大きい」おいしいタケノコを見分けて感動のフルコースを堪能 富山・高岡市 店主:「(たけのこを見て)こりゃいいわ」 まさに今が旬。春の味覚、タケノコ。高岡市西田(さいだ)地区は県内でも有数のタケノコの産地として知られています。 高岡市西田地区の竹林は粘土質の土壌で保湿性が高くそこで育つタケノコはみずみずしい食感やえぐみの少なさで多くの食通をうならせています。 今月3日ごろから収穫がはじまりましたが竹林には去年を上回る数のタケノコがニョキニョキと。その理由とは…。 店主:「今年は表年だからね」 タケノコは豊作の表年と凶作の裏年が1年ごとにやってくるといわれていて、ことしは表年にあたります。 店主:「去年はひどかった」「今年は例年より1.2倍から1.3倍くらい」 今年は3月に気温が低くなったため西田地区のタケノコの初出荷は去年より3日遅い4月10日だったということです。 ■「おいしいタケノコの見分け方は・・・」 一方、プロが教える美味しいタケノコを見分けるコツとは。 店主:「(タケノコの)おしりが大きいもの、トンボ先(芽)が黄色いもの、おしりに湿り気のあるもの」 そのほか身が白く、みずみずしい、皮は薄い茶色などがポイントだといいます。 そしてなにより鮮度が命で、とれたてはあくが少なく一番おいしいそうです。ということで早速、取れたてのタケノコをフルコースでいただきました。 髙木記者:「早速取れたてのタケノコいただいてみたいと思います煮物、天ぷら」 このほか、酢の物やタケノコご飯も。 店主:「土が粘土質で、藪には水分が豊富、えぐみがない、やわらかい。一度食べてもらえればわかると思いますよ。最高ですよ」 西田のタケノコはゴールデンウイーク頃に最盛期を迎え5月いっぱいまで楽しめるということです。
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