【プレビュー】堅守同士の対決!前半戦の最後に首位ターンを狙う町田と4連勝ターンを目指す福岡が激突 | Jリーグ
【国内サッカー プレビュー】明治安田J1リーグは6月22日から23日にかけて第19節が開催。町田GIONスタジアムでは、FC町田ゼルビアとアビスパ福岡の一戦が行われる。 ●【今夏移籍|毎熊晟矢(C大阪→AZ)】オランダ名門AZへ完全移籍!
J1初シーズンで首位ターンが見えてきている町田とリーグ3連勝で上り調子の7位・福岡。前半戦最後のゲームとなる今節、両チームが火花を散らす。 現状、勝ち点「2」差をつけて首位をキープしている町田。開幕から快進撃を続けた勢いが負け越した4月に一度は失速したが、5月を5勝1分という好成績で持ち直し、ここまで1度も連敗することなく、前半戦を首位で折り返そうとしている。 また、先週の水曜日に行われた天皇杯2回戦で負傷者が続出。非常事態の中で迎えた前節の横浜F・マリノス戦は、今季初の逆転勝ちに成功。リードを許したものの、前半終了間際にDF昌子源のゴールで前半終了間際に同点。後半にはFW藤尾翔太とMF下田北斗のゴールで逆転。このタイミングで先制を許すと、勝ち切れないという流れを断ち切れたことはポジティブだ。 攻撃陣はFWミッチェル・デュークやナ・サンホらを怪我で欠くものの、前節はFWエリキがリーグ初先発を飾り、相方の藤尾も2試合連続ゴール中と好調を維持しているのは好材料。その上でリーグ戦では4試合ぶりのクリーンシートを飾れるか。堅守の福岡との対決で守護神の谷晃生や最終ラインの昌子やDFドレシェヴィッチら守備陣の活躍も問われる一戦になる。 対するアウェイの福岡は、リーグ戦では3連勝中。前節は、サガン鳥栖との”九州ダービー”を充実した内容とともに、FW佐藤凌我とウェリントンというストライカーたちが仕事した上で勝利を飾り、チームの状態が上向いているのは間違いない。 また6月の公式戦では、天皇杯も含めて3試合続けてクリーンシートを継続中。失点数は町田よりも「1」多いリーグ4位の数字だが、クリーンシートは町田よりも一つ多いリーグ最多の8試合。堅守同士の対決となる中、どちらが無失点で抑えるかというところも見どころポイントだ。 この連勝中は、コンスタントに複数得点を奪えているが、今節はチーム2位の4ゴールをマークしているMF紺野和也が出場停止。そういった中で佐藤やウェリントンといった攻撃陣が前節同様の働きを見せられるか。前半戦の最後に首位撃破、そして4連勝となれば、後半戦に向けて最高の形で入っていけるだろう。 堅守をベースとした手堅いチーム同士の対決は22日の15時にキックオフ。堅守をこじ開けるストライカーの活躍が勝利へのカギを握る。