冬の味覚「カキオコ」の提供が備前市で始まる 身の締まったカキの“うま味とぷりぷり食感”に舌鼓【岡山】
岡山放送
瀬戸内を代表する冬の味覚・カキの水揚げが備前市日生地区で始まりました。新鮮なカキが入った名物の「カキオコ」を求め、地元の店は早速にぎわいを見せています。 キャベツをふんだんに使った生地の上に身の締まったぷりぷりのカキがたっぷり。備前市日生地区のご当地グルメ「カキオコ」です。 (武島萌乃記者) 「こちらが日生カキオコです。ソースの香りが漂ってきて、とてもおいしそうです。早速いただきます。・・・とってもおいしいです。焼くことによって風味が増していますし、生地にもカキのうま味が溶け込んでいます。カキのぷりぷりとした食感と、ミルキーな口溶けを一度に味わうことができます」 日生地区では11月14日にカキの水揚げがスタート。2024年は猛暑による海水温の上昇などの影響で生育が進まず、例年よりも1カ月ほど遅れましたが、餌となるプランクトンが豊富に発生して身の締まった良質なカキに仕上がったということです。 (カキオコ屋 暖里 中村智浩さん) 「できるだけたくさんの人に食べてもらいたいので、お好み焼きにたくさんカキを入れて提供したい」 店は、新鮮なカキを使ったカキオコを求める人でにぎわっています。 (客は…) 「おいしいです。カキが好きなので、きょう(15日)から(提供)ということで良かった」 「ここでカキオコを食べるのは初めて。楽しみにしてきた。おいしい」 生のカキを使ったカキオコは水揚げの続く2025年4月中旬まで提供されます。
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