2試合連続アーチのブルワーズのイエリチ 日本時間10日にも打率首位浮上へ
◆米大リーグ ドジャース―ブルワーズ(7日・米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム) 【動画】イエリチ、ドジャース戦で2戦連発の11号先制2ラン ブルワーズのクリスチャン・イエリチ外野手が7日(日本時間8日)、4回に2試合連続となる11号先制2ランを中堅バックスクリーンに叩き込んだ。 前日、抑え右腕のフィリップスのスイーパーを中堅バックスクリーンに同点アーチを叩き込んだが、この日は4回昇格したばかりの左腕ロブレスキーのスライダーを完璧にとらえ、打球は再びバックスクリーンに飛び込んだ。 今季は腰の不快感などで4月から5月にかけ23試合欠場したが、戻ってきてからは過去2度の首位打者を獲得したコンパクトなバッティングが復活。この日の3安打で3割2分9厘に上げてきた。現在、規定打席に1不足だけに、9日(日本時間10日)のパイレーツ戦で4打席回れば到達。大谷翔平(ドジャース)を抜いてナ・リーグトップに顔を出すのは目前だ。 5日の取材で大谷に関し「彼が成し遂げていないのは3冠王だけ。楽しみながら栄冠へ突き進んで欲しい」と語っていた男が、大谷の3冠阻止に浮上しそうだ。
報知新聞社