メディシンボールでトレーニングする前川（撮影・立川洋一郎）

　「広島－阪神」（２７日、マツダスタジアム） 　逆転優勝を狙う阪神が、負けられない４連戦初戦に臨む。 【写真】大竹がブリッジで体を伸ばす　精神統一も万全 　優勝マジック３の首位・巨人とは２ゲーム差。残り５試合での逆転へ向けて、重要な試合の先発は“コイキラー”の大竹に任された。 　広島戦は８月１０日に通算１１度目の対戦で初黒星を喫したが、マツダスタジアムなら昨季から７戦７勝と得意としている。 　前回１６日・ヤクルト戦（甲子園）では、６回無失点で２年連続の２桁となる１０勝目を挙げた。規定投球回数到達まであと９回２／３と迫っており、節目へ向けて前進も目指す。 　打線は１番・近本から５番・佐藤輝まではいつも通りのオーダーを組んだ。広島・先発の大瀬良に対して、今季の対戦成績が８打数３安打で打率・３７５の前川が６番に入った。 　試合開始は午後６時予定。両チームの先発は以下の通り。 【先攻・阪神】 １番・中堅　近本 ２番・二塁　中野 ３番・右翼　森下 ４番・一塁　大山 ５番・三塁　佐藤輝 ６番・左翼　前川 ７番・捕手　坂本 ８番・遊撃　木浪 ９番・投手　大竹 【後攻・広島】 １番・中堅　秋山 ２番・左翼　中村奨 ３番・遊撃　矢野 ４番・三塁　小園 ５番・一塁　坂倉 ６番・二塁　菊池 ７番・右翼　田村 ８番・捕手　会沢 ９番・投手　大瀬良