【スポーツクライミング】伊藤ふたば選手 地元岩手で大会振り返る
6月、パリオリンピック出場を逃した盛岡市出身、スポーツクライミングの伊藤ふたば選手が2日、地元で報告会を開きました。 伊藤ふたば 「まだ実際に心の整理はちゃんとはついていないが一番は悔しいというのが1番かなと思う」 岩手で真っ先に大会の報告をしたかったという伊藤ふたば選手。 伊藤選手は6月、ハンガリーで開かれた大会の準決勝で10位となり、パリオリンピックの出場権を獲得することはできませんでした。 伊藤ふたば選手 「みなさまの期待に応えられなかったのはすごく申し訳ないなと思うし、オリンピックを目指すというのは誰にでもできることではないのかなと私自身思うし、すごく苦しい時もあったが、最後までやり切れたというのは自分にとってすごくいい経験になったのかなと思う」 大会中も地元・岩手から送られる応援が励みになっていたといいます。 伊藤ふたば選手 「岩手に帰ったときに声掛けしてもらうこともあったりとか、SNSでもたくさんの『同じ岩手県出身です。応援しています』という言葉をすごくたくさんもらって、それは本当に地元の人からの応援というのは大きな力になったし、みなさまの応援のおかげで最後まで頑張ってこられたのかなと思っている」 伊藤選手は今後についてまだ未定としながらも、早ければことし10月に韓国で開かれるワールドカップに出場したいと話しています。