【DeNA】30歳バースデーの京田陽太が2打点 指揮官は“戦う顔”を絶賛
◆JERAセ・リーグ DeNA7―4ヤクルト(20日・神宮) DeNAは9戦連続3得点以下だった打線が久々につながり、連敗が5でストップ。前日転落した最下位から一夜で脱出した。 初回に1死から2番・関根が四球と二盗でチャンスを作ると、3番・佐野が先制打。2回には30歳のバースデーに8番・遊撃で今季初めてスタメンで起用された京田が、中日時代の22年4月24日・巨人戦(バンテリンD)以来、約2年ぶりとなる適時三塁打を放つなど2点を追加。さらに5回にも京田の適時内野安打など5連打で4点を加えた。 2安打2打点と気を吐いた京田は「チャンスは来ると思っていた。いつ来てもいいように準備をしていた。こういう形でできたというのは、準備をしてきた成果」と納得の表情。チームの連敗を止める活躍に「今日が何かきっかけになればいいかなと思います。乗ればすごいチームなので、乗っていけるように」と話した。 米球界から復帰した筒香が2軍戦に出場。1軍でも令和マシンガンが勢いを取り戻した勝利に、三浦大輔監督は「先制してその後も追加点というところで四球も絡めながらつなげられた。(連敗中も)選手には消極的にならないように伝えていた」と満足そう。初スタメンで期待にこたえた京田に「状態はいいし、しっかり準備をしている。いつも『オレを使ってくれよ』って顔をしていたからね。最高の誕生日になったんじゃないですか」と目を細めていた。
報知新聞社