スーパーで今日購入した「刺身」が腐ってた! レシートはあるので「返品」しても大丈夫ですよね?
鮮度の高い刺身を選ぶコツ
ここまで見てきたとおり、刺身はいったん購入してしまうと、たとえ腐っていることに家で気がついたとしても、返品できる可能性は高くありません。そのため、スーパーで刺身を購入する際は、新鮮な商品を選ぶ必要があります。具体的にどうすれば良いのでしょうか。 新鮮な刺身の購入方法としては、刺身にする前の状態である「さく」があれば、さくの商品を選ぶことです。魚の劣化は、切った断面が空気に触れることで加速します。そのため、刺身の状態のほうが、さくの状態よりも劣化が早いです。さくの場合は自宅で切る分の手間はかかりますが、刺身の状態よりは新鮮な可能性が高いといえます。 刺身の状態で購入する場合は、魚の身から出る赤い液体、いわゆる「ドリップ」の量でも鮮度を判断できます。ドリップは時間が経てば経つほど身から出ますので、ドリップが多いとそれだけ鮮度が落ちている可能性があります。 また、パックに記載されている加工日が購入日のものを選ぶほうが、当然ながら鮮度が高いといえるでしょう。
まとめ
スーパーで購入した刺身の返品は、店側に明らかな非がある場合以外は難しいかもしれません。刺身を購入するときには、可能な限り返品リスクが低そうな商品、鮮度が高い商品を選ぶようにしましょう。 出典 独立行政法人 国民生活センター クーリング・オフ 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部