五味隆典、鈴木千裕との試合は「拳と拳のロックショー。最高の舞台にしますよ」会見欠席の真意も明かす
6月23日開催の『KNOCK OUT CARNIVAL 2024 SUPER BOUT “BLAZE”』(国立代々木競技場第二体育館)の第2弾対戦カード発表会見が16日に都内で行われ、メインイベントで特別ルール(パンチのみ)で対戦する鈴木千裕と五味隆典が登壇した。 【動画】鈴木千裕が五味隆典の会見に乱入!? KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級王者とRIZINフェザー級王者の“二刀流王者”の鈴木の「師匠の五味さんをKOで倒して超えたい」という熱い思いで実現したこの一戦。先週の会見では鈴木だけが出席し「意味が分からない。僕だってこの時間に練習したいんですよ。PRIDEのときの五味さんじゃない」と不満を漏らしていた。 この日は五味だけが登壇予定だったが、練習を早めに切り上げて鈴木も「リスペクトがあるので、来るのが礼儀なので」と急きょ参加。改めて鈴木の不満について聞かれた五味は「千裕が(4月29日のRIZIN.46での)タイトルマッチの疲れが抜けてないと思ったのよ。その後にボランディアで能登に行ってたし」と師匠としての気遣いで欠席したと真意を明かした。 また、「どういう勝ち方をしたいか」と聞かれると、「誰でもKOで勝ちたいに決まってるよ。もっとマスコミの方たちも“質問のジャブ”を打たないと。見出しを決め込んで、千裕みたいに最初からぶん回しフックみたいな質問ばっかりしてたらダメだよ」とベテランらしく報道陣へのダメ出しも飛び出した。 さらに、「試合に向けて、休日返上で若い頃でもやったことがないくらい走り込んできた。練習してたのに怒られるんなら、そのうち『息をしちゃいけない』って怒られちゃうよ」とボヤくと、鈴木も思わず笑顔を見せた。 対戦する鈴木は「PRIDE時代の五味さんで来てほしい」と熱望し、長年の格闘技ファンもPRIDEで10連勝していたころの姿を期待している。そんな声に対して、五味は「20年前だよ、ムチャ言うなよ」と苦笑しながら、「この試合は祭りだと思ってる。金原選手を倒してRIZINのベルトを防衛したご褒美。こういう舞台を作っていただいて、“拳と拳のロックショー”を見せます。あと1ヶ月ちょっと追い込みますよ」と軽やかに意気込みを語ると、この日に東京ドームで行われるCOMPLEXのライブへと向かった。 また、この日は全15試合の試合カードと試合順も発表された。 ●『KNOCK OUT CARNIVAL 2024 SUPER BOUT “BLAZE”』 6月23日/国立代々木競技場第二体育館 チケット発売中・U-NEXTで見放題独占ライブ配信 【対戦カード】すべて3分3R・延長1R ・第15試合 KNOCK OUT特別ルール(※パンチのみ)-73.0kg契約 鈴木千裕 vs. 五味隆典 ・第14試合 KNOCK OUT-BLACK -59kg級 龍聖 vs. 山田彪太朗 ・第13試合 ・KNOCK OUT OFG-RED -58.5kg契約 小笠原瑛作 vs. デーングリアングライ・シンマーウィン ・第12試合 KNOCK OUT-RED -61.0kg契約 重森陽太 vs. レンタ・ウォーワンチャイ ・第11試合 KNOCK OUT-UNLIMITED -58.5kg契約 栗秋祥梧 vs. 中村優作 ・第10試合 KNOCK OUT-RED スーパーバンタム級 壱・センチャイジム vs. チョークディー・PKセンチャイジム ・第9試合 KNOCK OUT-BLACK -56.0kg契約 古木誠也 vs. 福田拓海 ・第8試合 KNOCK OUT-BLACK スーパーライト級 バズーカ拓樹 vs. 中島玲 ・第7試合 KNOCK OUT-BLACK女子 -53.0kg契約 ルシア・アプデルガリム vs. NA☆NA ・第6試合 KNOCK OUT-BLACK女子 -48.0kg契約 ぱんちゃん璃奈 vs. アイリン・ゴンザレス ・第5試合 KNOCK OUT-BLACK ウェルター級 漁鬼 vs. エミール・アラゾフ ・第4試合 KNOCK OUT-BLACK ウェルター級 渡部太基 vs. 小川悠太 ・第3試合 KNOCK OUT-BLACK -63kg級 大谷翔司 vs. セーンダオレック・Y’ZDジム ・第2試合 KNOCK OUT-RED ウェルター級 MASATO BRAVELY vs. 杉原新也 ・第1試合 KNOCK OUT-BLACK -61.5kg契約 般若HASHIMOTO vs. 小森玲哉