4Kディスプレイをやめた「Xperia 1 VI」は使い勝手が大幅向上。最注目はテレマクロ機能
進化は小幅ながら、完成度をさらに極めた「Xperia 10 VI」
ミッドレンジのXperia 10 Vは、前モデルの「Xperia 10 V」と同じ約6.1インチのディスプレイを搭載。上位モデルのXperia 1 VIの画面アスペクト比は変更されましたが、Xperia 10 VIは前モデルの21:9の縦に長いディスプレイを継承。ボディ幅が約68mmで、片手で操作しやすいのも利点。 約164gのコンパクトなボディに5000mAhの大容量バッテリーを搭載し、標準的な使い方で2日以上の電池持ちを見込めます。 大きな変更点はカメラ。前モデルは超広角+広角+望遠の3眼でしたが、超広角+広角の2眼に変更。ただし、約4800万画素の広角カメラで、約1200万画素で捉えた範囲を切り取る形で光学2倍相当の画質でも撮影できるようになっています。 暗い場所で自撮りをする際に自動でフラッシュが点灯する機能や、好きな色味で撮影できる「ルック」などの新機能も追加。撮影した写真や動画を使って、簡単にショートムービーを作成できる「Video Creator」 もプリインストールされています。 音が左右均等に手前に広がるフロントスピーカーを搭載していることも魅力。前モデルから低音域、高音域の両方の音圧が向上。音量がアップし、よりクリアな音質で再生されるようになっています。 CPUはSnapdragon 6 Gen 1、RAMは6GB、ROMは128GBという構成。ミッドレンジの王道とも言えるスペックで、多くのユーザーは “これで十分” と思うこと請け合い。 カラバリはブルー、ブラック、ホワイトの3色。ドコモ、au、UQ mobile、ソフトバンクが取り扱い、SIMフリーモデルも発売予定。SIMフリーモデルの価格は7万円前後と予告されています。
<取材・文/村元正剛(ゴーズ)>