舞台は新潟・佐渡島、記憶を失った男女の姿を描く 映画「わたくしどもは。」が故郷・鹿児島市で上映中 出身プロデューサーが作品PR
鹿児島市のガーデンズシネマで上映中の映画「わたくしどもは。」の畠中美奈プロデューサー(同市出身)が、夫の富名哲也監督と同市の南日本新聞社を訪れた。畠中は映画について「大切な人をもっと大切にしたくなる作品。劇場で見てほしい」とアピールした。 新潟県佐渡島を舞台に記憶を失った男女の、謎めいた過去と引かれ合う姿を描く。2人にとって2作目の長編作品。2023年東京国際映画祭コンペティション部門に約1800作品の中から選出された。 畠中がプロデュースを手がけた作品が故郷・鹿児島で上映されるのは初めてだ。「夫と一から作り上げるのは、大変だけど楽しい」と畠中。富名は「キャスティングから事務所への交渉など、あらゆる場面で頼りになる存在」と話す。 ガーデンズシネマでの公開は26日まで。畠中は「生まれ育った地元で上映でき、うれしい。鹿児島とは違った佐渡島の自然の空気を味わって」とほほ笑んだ。
南日本新聞 | 鹿児島