2025年はUVERworld20周年 TAKUYA∞さんの決意
2025年でデビュー20周年となるロックバンド「UVERworld(ウーバーワールド)」。名だたる会場で数多くのライブを重ねてきた。そんなバンドのボーカル・TAKUYA∞さん(45)が、積年の思いがある特別な場所として挙げるのは「ロッキン」だ。節目となる新年への決意を聞いた。 【写真】2024年9月、ひたちなかのロッキンのステージに立つUVERworld ロッキンは、日本最大級の野外ロックフェス「ロック・イン・ジャパン・フェスティバル」のこと。00年から毎夏、ひたちなか市の国営ひたち海浜公園で開かれてきたが、20年と21年はコロナの影響で中止に。22年からは千葉市の蘇我スポーツ公園に拠点を移し、24年は25周年を記念してひたちなかと蘇我の両会場で開催された。 UVERworldは、05年にデビュー。ロッキンに初めて出演したのはその10年後だった。TAKUYA∞さんはロッキンのステージへのあこがれがあったと明かした。「デビューしてからも出してもらえない時代がありました。そういう積年の思いもあって、僕たちにとっては特別な場所」と話す。 24年には5年ぶりにひたちなかに戻ってきたロッキンに出演。「何度も思い返していた場所に帰ってこられたな、と感じました」と振り返った。 デビュー20周年となる節目の年が始まる。TAKUYA∞さんは「走れなくなるまで走りたい。これからもフルスイングしていく」と語った。(富永鈴香) ■UVERworld 滋賀県出身で幼なじみのボーカル・TAKUYA∞さんとベース・信人さんを中心に結成された6人組ロックバンド。2005年7月に「D―tecnoLife」でメジャーデビューし、08年に「儚くも永久のカナシ」で初のオリコン週間シングルランキング1位を獲得した。10年代からは男性限定ライブを始め、動員数の日本記録を樹立。24年には女性限定ライブも開いた。同年12月、最新シングル「MMH」と「PHOENIX」を発売した。 ■ロッキンについて 日本最大級の野外ロックフェス「ロック・イン・ジャパン・フェスティバル」は音楽評論家・渋谷陽一さんが立ち上げ、ロッキンの名で親しまれてきた。2000年から毎夏、茨城県ひたちなか市の国営ひたち海浜公園で開かれてきたが、20年と21年は新型コロナの影響で中止に。22年から千葉市の蘇我スポーツ公園に拠点を移した。24年は25周年を記念し、ひたちなかと蘇我の両会場で開催された。
朝日新聞社