大谷翔平、メジャー歴代強打者を“凌駕”する「44」 米データ分析会社が「史上最速」記録を発掘
ドジャースの大谷翔平が現地時間9月24日(日本時間25日)、本拠地でのパドレス戦に「1番・DH」で先発出場し、3打数1安打の成績だった。チームは9回に粘りを見せたが、ミゲル・ロハスが三ゴロでまさかのトリプルプレイに倒れてしまい、2‐4で敗れている。 【動画】球団新のシーズン95長打!大谷翔平が弾丸ライナーのエンタイトル二塁打を放つ この日からの首位攻防3連戦で2勝すればドジャースは地区優勝が決まる大一番だったが、初戦を落とした。今季最後の本拠地でのカードでファンに歓喜の瞬間を届けられるだろうか。 大谷はこの日、先発のマイケル・キングから初回の第1打席に右翼線へ弾丸ライナーのエンタイトル二塁打で出塁し、ブルックリン時代の1930年にベーブ・ハーマンが記録したシーズン94長打を抜き、球団新記録となる95長打をマークした。 そんな大谷は先週、7試合で打率.500(32打数16安打)、6本塁打、7盗塁、17打点、11得点、OPSは1.668をマークして週間MVPも獲得している。 史上初の「50‐50」クラブのメンバーとなった大谷だが、米データ分析会社『CodifyBaseball』はXで「20本塁打と20盗塁を記録するのにかかったMLBシーズン最短の試合数」を紹介している。 それによると大谷は、1987年のエリック・デービス(37本塁打・50盗塁)の46試合を抜く44試合で「20‐20」を達成しており、最近では、2019年のロナルド・アクーニャJr.(41本塁打・37盗塁)の53試合よりも9試合早く達成したことになる。 記録達成のスピードも超一流の大谷。現在「53‐55」に到達し、この日の記録更新はならなかったものの、残り5試合でどこまで更新できるか注目が集まる。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]